ダイエットが停滞?痩せたいなら、まず「睡眠」を見直すべき科学的根拠
  • 2025.06.18
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  • 食事制限、トレーニング…理想の体を目指して努力しているにも関わらず、結果が思うように出ない。
    特に、腹部の脂肪が落ちないと悩んでいるなら、その原因は「睡眠不足」にある可能性が非常に高いです。

    科学的な根拠があります。
    米国のメイヨー・クリニックによる研究では、睡眠を1日4時間に制限されたグループは、わずか14日間で腹部内臓脂肪が11%も増加したことが報告されています。
    注目すべきは、これが単なる体重増加ではないという点です。
    睡眠不足は食欲を増進させるホルモンを分泌させ、1日の摂取カロリーを平均300kcal以上も増やします。
    そしてその過剰なエネルギーが、最も健康リスクの高い「内臓脂肪」として優先的に蓄積されてしまうのです。

    さらに、この研究は「睡眠負債」の恐ろしさも明らかにしました。
    実験後に睡眠時間を元に戻しても、一度蓄積された内臓脂肪は減少しなかったのです。
    つまり、週末の寝だめではリセットできないということです。

    もしあなたのダイエットが停滞しているなら、トレーニングメニューを増やす前に、まずは睡眠時間を確保することから始めてください。
    質の高い睡眠こそが、あなたの努力を最大限に活かすための鍵となります。